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トランプ vs バイデン 初の直接対決、SNSの評価は…?米大統領選 第1回テレビ討論会をソーシャルリスニングしてみました

2020年10月2日

こんにちは、ソリッドインテリジェンスの土内です。

今年の11月3日、アメリカで大統領選挙が行われます。共和党の候補者は現在の大統領トランプ氏、民主党の候補者はオバマ政権で副大統領を務めたバイデン氏です。

9月29日(日本時間30日)、オハイオ州で第1回テレビ討論会が行われました。
今回は、この討論会に関する反響をソーシャルリスニング(ソーシャルメディアを用いた調査)してみました。


調査対象としたデータは以下の通りです。
・メディア:Twitter
・地域:アメリカ
・言語:英語
・取得データ
   ①「討論会」「バイデン」の両方を含む投稿
   ②「討論会」「トランプ」の両方を含む投稿
・データ取得期間:2020年9月30日(日本時間)


目次

Twitterの投稿数を比較

まずは、両者の投稿数を見てみましょう。

9月30日のTwitter投稿数


9月30日の1日だけで、「討論会×バイデン」を含む投稿は165万以上、「討論会×トランプ」は232万以上に上りました。討論会がアメリカで大きな話題になったことがわかります。

投稿のセンチメントの割合

続いて、それぞれの候補者に関する投稿について、センチメント(ポジティブ/ネガティブ/ニュートラル)の割合を見てみましょう。

※各投稿のセンチメントはソーシャルリスニングツールを使って機械判定しています。

センチメントの割合


バイデン氏もトランプ氏も、ポジティブな投稿の割合よりネガティブな投稿の割合の方が圧倒的に多いことがわかります。ポジティブな投稿の割合はバイデン氏が25%なのに対しトランプ氏は22%、ネガティブな投稿はバイデン氏が45%なのに対しトランプ氏が50%となっており、若干ではありますが、バイデン氏の方が好意的に受け止められたことがわかります。

センチメントをスコア化してみる

ソーシャルリスニングでは、センチメントをスコア化して総合的に評価する手法(Net Sentimentと呼ばれる)があります。

今回の調査でも、ポジティブな投稿とネガティブな投稿の割合を元に、センチメントをスコア化して比較してみました。

※スコアの算出方法:Net Sentiment=ポジティブな投稿の割合−ネガティブな投稿の割合

センチメントのスコア


どちらもマイナスではありますが、このスコアからも、バイデン氏の方が少し好意的にとらえられていたことが確認できます。


よく出てくるキーワードを見てみよう

続いて、投稿に多く含まれている単語を示すワードクラウドを見てみましょう。

どちらも バイデン 氏、トランプ 氏の名前や、討論会を表す debate、司会の ウォレス 氏の名前などが目立ちます。#debates2020 は、今回の米大統領選の討論会に使用されるハッシュタグです。バイデン氏は発言を何度もトランプ氏に遮られたため、右下の方に「interrupted(遮られた)」の単語が確認できます。


おわりに

今回の討論会では、トランプ氏がバイデン氏の発言を何度も遮って発言したことが問題となったほか、バイデン氏も激しく言い返した場面があり、討論会全体がネガティブに評価されました。とくにトランプ氏にネガティブな印象を持ったアメリカ国民が多かったようですが、その結果がソーシャルメディアにも表れていたことが確認できました。

10月15日には第2回、10月22日には第3回の討論会が開催されます。
現在(10月2日時点)は世論調査でもバイデン氏がリードしていますが、あと1か月でトランプ氏が逆転する可能性もあります。今後の動きが気になりますね。



今回の記事では、米大統領選のテレビ討論会について、ソーシャルリスニングによる以下の分析をご紹介しました。

  • Twitterの投稿数を比較する
  • 投稿のセンチメントの割合を見る
  • センチメントをスコア化して比較する
  • よく出てくるキーワードを確認する


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