article都道府県レポート

海外SNSの日本旅行に関するデータを収集
海外17市場×都道府県別の調査、分析が可能
宮崎県

こんにちは、ソリッドインテリジェンスの鎌倉です。

ソリッドインテリジェンスでは、海外におけるソーシャルメディア・SNS上の日本旅行に関する話題について9言語17市場(国・地域)で投稿データを収集し分析したレポート「全国版」「市場別編」を公開しています。

当ブログでは、そのレポートの中身を47都道府県・17市場別でご紹介していきます。
今回は「宮崎県編」です。

ランキングの概要

まず、宮崎県の話題量ランキングをみていきましょう。

宮崎県における17市場の平均順位は、2018年から41位→41位→40位で、3か年の話題量を合計した順位は42位です。全体的に話題量は多くはなく、拡散している投稿は少ないものの、旅行前の情報収集の投稿や実際の旅行者の投稿などが確認できます。

2020年を見ると、10月に幅広い市場で、12月にはフランスでランキング順位が大幅に向上しています。(要因は後ほどご紹介します)

3か年の話題量を合算したランキングを見ると、香港・韓国・台湾でランキング順位が高い一方、中国のランキング順位が低い傾向が見られます。

話題となった投稿を見てみる

続いて、各市場で話題となった投稿をみていきましょう。

フランス:4位(2019年1月)

チャンネル登録者数32万人を有するフランス人Youtuberが日之影温泉駅にあるTR列車の宿を紹介した投稿が話題となりました。コメントには「とても面白いアイデアで泊まってみたい」「本当に静かに見える」「なかなか見かけないホテルのスタイルで面白い」などがあり、珍しい宿に注目が集まり話題となっていることがわかります。

フィリピン・イギリス・カナダ:7位、オーストラリア:8位、マレーシア:10位、アメリカ:11位(2020年10月)

「宮崎県の観光マスコットで頭が三つのポケモン、ナッシーが選ばれたのはヤシの木と似ているからだ」という投稿が拡散されました。

フランス:6位(2020年12月)

上記の話題と関連し、ソラシドエアがポケモンのナッシーとコラボした機体の運行を開始し、ナッシーがデザインされたバスも循環し始めたという投稿が多数RTされ話題となりました。

ポケモンのナッシーが宮崎県の観光キャラクターに任命され、コラボするという内容はアジアや欧米など幅広い市場で話題となっており、注目を集めていることがわかります。宮崎県以外にも、北海道や岩手県など、ポケモンとコラボしたことに関して投稿が拡散されたり話題となっていることが何度も見られ、ポケモンが地域の誘客に寄与しそうです。

観光に関する話題は?

続いて、上記でご紹介した投稿以外に、観光に関する話題はどのようなものが投稿されているか見てみましょう。

アメリカ

2020年3月には、高千穂峡の写真を載せた投稿が見られました。

イギリス

2019年4月には宮崎から福岡までロードトリップをしている人の投稿が見られました。

神社に立ち寄ったり、ハイキングしたりラーメンを食べている写真が投稿されています。

シンガポール

2019年5月には高千穂を訪れている旅行者の投稿が見られました。グループツアーに参加し、南阿蘇を訪れたり、高千穂渓谷を散策したり、流しそうめんをお昼に食べている様子など、旅行の様子を数多く投稿しています。

ロシア

2020年6月には、宮崎県をドライブしている様子を映した動画がYoutubeに投稿されています。コメントには「日本はとても美しいです」「景色がとても綺麗で、話も面白いです!

ところで、日本ではロシアの免許で運転できますか?」などのコメントが投稿されており、日本での運転に興味を持っている投稿も見られました。

ドイツ

2018年9月には、「2回目の日本旅行」というスレッドに質問とそれに対する回答のやり取りが見られました。「前回の日本旅行があまりにもすごかったので、今年も日本へ行くことにした。予定は、東京→長崎→熊本→鹿児島→宮崎→別府→北九州→韓国。九州に関しておすすめがあればぜひ聞きたいです」という質問に対して、「宮崎から別府へ向かう時は、高千穂へ行くのをおすすめする」という投稿が見られます。さらに「ちなみに宮崎ビーフは本当に美味しいでしょうか?神戸の和牛よりも美味しいですか?それとも宮崎と神戸のビーフって全然違う感じですか」という質問に対して、「宮崎にいる時は絶対宮崎の和牛を食べた方がいいよ。地球上最高の肉だよ。宮崎牛が日本の一番。」というコメントが投稿されています。

そのほかにも、青島と飫肥の間にある鵜戸神宮をおすすめしていたり、九州パスについて質問している投稿などが見られ、フォーラムが旅行前の重要な情報源であれことがわかります。

おわりに

今回のレポートではランキングを元に旅行者の投稿をピックアップしてご紹介しましたが、このように、ソーシャルメディア上の投稿を分析することで地域における話題のコンテンツや市場ごとの話題の違いなどを可視化することができ、市場別の施策を最適化するためのヒントを得ることができます。

ソリッドインテリジェンスではこの他にもさまざまな角度からソーシャルメディア上の投稿を分析することで、旅行者の実際の周遊ルートや隠れた高評価コンテンツ、受入環境に関する評価などを可視化し、プロモーションや受入環境整備など様々な分野でソーシャルメディア上の投稿情報をご活用いただくための知見を提供いたします。

分析データの概要

分析のために収集したデータの概要は以下の通りです。

対象市場(17市場)

アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ、シンガポール、フィリピン、マレーシア、インド、中国、台湾、香港、韓国、タイ、フランス、ドイツ、スペイン、ロシア

アメリカ イギリス オーストラリア カナダ シンガポール フィリピン マレーシア インド 中国 台湾 香港 韓国 タイ フランス ドイツ スペイン ロシア

対象言語(9言語)

英語、中国語簡体字、中国語繁体字、韓国語、タイ語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、ロシア語

主な対象メディア

Twitter、YouTube、ブログ、掲示板、ニュースメディアなど、全世界数億のソーシャルメディアから調査対象市場で利用されているサイトを対象としています。

データ取得期間

2018年1月1日~2021年12月31日

分析データについて

  • 各都道府県の話題量は、都道府県名・県庁所在地・代表的な観光地名など複数の地名に関する投稿データの件数を合算しています。(例:京都府 ⇒ 京都、嵐山、宇治、天橋立などの投稿データを合算)
  • 投稿データの市場は、使用言語、SNSの登録情報、メディアのドメイン、サーバー情報などから推定しています。

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海外17市場の日本旅行に関する都道府県別の話題について、2019年〜2021年の投稿データを分析した結果をまとめた分析レポートを無料公開しています。ぜひご覧ください。

全国版

海外17市場の日本旅行に関する話題について、2019年〜2021年の投稿データを47都道府県別に比較分析したレポートです。

都道府県レポート「全国版」
110ページ/PDF 18.3MB

市場別編

海外17市場の日本旅行に関する都道府県別の話題について、2019年〜2021年の投稿データを市場別に比較分析したレポートです。

都道府県レポート「市場別編」
45ページ/PDF 11.7MB

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